今回はあさりよしとお作・『宇宙家族カールビンソン』です。
引用は少年キャプテン版より。実はアフタヌーン版は見たことなかったりします。

舞台となるのは北海道の中空知区、美唄市。
6月2日早朝、『らき☆すた』ED探訪のため層雲峡へ向かう途中に立ち寄りました。
bfec00bd.jpg


国道12号の美唄市街から山のほうに入っていった、我路(がろ)地区が舞台です。

沼東小学校。
コロナちゃんや原住民たちの通う学校です。
6672456c.jpg


そのモデルとなった沼東小学校校舎。もちろん、現在は廃校です。作者、あさりよしとお氏の母校でもありました。
8cdf0b3f.jpg

写真では植物の繁茂のため見づらいですが、特異な円筒形の校舎です。
廃墟マニアの間ではあまりにも有名なスポットでもありますね。
なお、リアルのこの小学校校舎は漢字は同じ「沼東小学校」で「しょうとうしょうがっこう」と読みますが、マンガのカールビンソン作中では「ぬまひがししょうがっこう」と読むことになっています。

なお、1988年に制作されたOVA版では校舎はメルヘンな建物になっていました。
1cfd15c5.jpg

※原作では、最初は幼稚園で途中から小学校に変わりました。OVA版では幼稚園のまま。
 ちなみに原作で幼稚園から小学校に変わるときは校舎をそのままで看板だけを架け替えたのでした。

校舎横の体育館跡。
a3f91183.jpg


ちなみに沼東中学校のほうは、跡地が史跡として残されていますが校舎は現存していません。
86056abe.jpg




ジョンくんの映画館、我路映劇。
この美唄市我路地区にあった同名の映画館がモデル。
かつてここが炭鉱町として栄えていた頃は我路地区だけで3つの映画館があったそうです。
c6f7d71e.jpg

OVA版では原作に忠実に再現されていました。
3aa534dc.jpg


現在の我路映劇跡。
我路地区の道路沿いにあります。沼東小学校校舎と並ぶ、非常に印象的な廃墟。
f612c0f7.jpg

過去、火事のために映画館の建物は消失してしまったのですが、唯一コンクリート製だった映写室だけが残ったのだそうです。


桜が丘。
コロナちゃんが昆虫採集に行った沼地として原作に登場しますが、同名の地名がここ我路及び、隣の東明町に存在します。
bf2dab58.jpg


OVA版。
c0d8c56a.jpg


我路の桜が丘は、住所として存在はしますが現在はそこに辿り着く道さえもない山の中。
沼地があるのかどうかも確認するすべもありません。
スマホのマップ機能でおおよその方向だけ確認するだけに留めました。
f20fbcd1.jpg


桜といえば、異常気象にみまわれた今年の北海道の桜は6月初めでもまだこの我路にも残っていました。
まだ、春でした。
1cbcc1ad.jpg


春でした。
a0f43df1.jpg


春でした。
1eda57ea.jpg



機関車。
15a1bb7a.jpg


三菱鉱業美唄鉄道線(美唄鉄道)の東明駅(駅舎がきれいな状態で現存していて観光スポットになっています)に保存されている2号機関車。
c23c8fc8.jpg

73d823ae.jpg



我路市街にひっそりとホームの痕跡だけが残る三菱鉱業美唄鉄道線・我路駅跡。
c5032aca.jpg


e38c4787.jpg

たいたんぱぁ まるちぷるたいたんぱぁ(違)

我路駅は1972年(昭和47年)6月1日、三菱鉱業美唄鉄道線の廃線に伴って廃駅となりました。
私が我路を訪れたのは6月2日、ちょうど41年前にここが廃駅となった日の翌日だったわけですね。

ちなみに『宇宙家族カールビンソン』の作中年代は「宇宙暦昭和47年」(!!)。
d7168982.jpg

昭和47年というのは三菱鉱業美唄鉄道線が廃線になった年に合わせたんですね、きっと・・。


我路は今、静かな過疎の集落です。
2013年の現在、この作品の舞台探訪で訪れる人もまず稀とは思いますが、もしも作品探訪で来られる方は、節度と良識をもって訪れられるようお願いしますね。
ただ、それ以外の廃墟マニアさんたちは、それとは関係なくよく来られてはいるようですが・・。

では。